福岡市早良区の放課後等デイサービス

家族の日〜日々の感謝を〜

2026.6.18

今年も家族の日の制作を行いました。

ぷらっとではフラワーカップ。
クラフトのカップにカラフルなペーパーをふんわり敷いて、そこにピックを立てていきます。
ぞうさん、きりんさん、お花のまるいカード——どれを使うか選ぶところから真剣で、「これ、おかあさんすきそう」と言いながら一本ずつ差し込んでいました。



角度をちょっと変えては後ろに下がって確認、また直して。「ちゃんと見えるように」と何度もやり直す姿がありました。

そして最後にメッセージカード。ペンを持ったまましばらく考えて、大きく大きく「ありがとう」。はみ出しそうなくらいの字ですが、それがいちばん伝わる気がします。

渡すときのことを想像しながら作った時間そのものが、もうプレゼントだなあと思いました。



02ではチャーム付きキーホルダー。

お花の刺しゅうが入ったレースの生地を、くるっと巻いてホックでとめます。細かい作業なので、指先にぐっと力が入って、みんな息を止めるような顔つき。何度かずれても、あきらめずにやり直していました。

いちばん盛り上がったのはチャーム選び。ピアノ、ハート、キラキラしたもの……「おかあさん、これすきかな」「おとうさんはこっちがいい」と、渡す相手の顔を思い浮かべながら悩む時間でした。自分の好みではなく、相手の好みで選ぶ——それがすごくいいなと思って見ていました。

台紙にはひとことメッセージ。短い言葉でも、書いてある文字は一生けんめいです。

「Happy Family Day 2026」、心をこめてお届けします。




compassではハーバリウム。


小さなびんに、いろんな色の石、貝がら、お花、グリーン。入れる順番を考えながら、ピンセットで少しずつ置いていきます。ゆらすと配置がくずれてしまうので、みんな手つきがそーっと慎重に。「もうちょっと右」「あ、ずれた!」と言いながらの真剣勝負でした。

海みたいな色合いになるように、と青い石をたっぷり敷きつめた子。お花の向きを何度も直していた子。同じ材料でも、できあがったびんはそれぞれ違う表情になりました。

最後にふたを閉めて、リボンをきゅっと結んで完成。光にかざすと中がきらきら透けて、「うわあ」と声が出ていました。



今回の「家族の日」の制作は、どれも小さな手仕事ばかりでした。ピックを一本立てる、ホックをとめる、貝がらをそっと置く——ひとつひとつは地味な作業です。

それでも子どもたちが最後まで集中できたのは、その先に「渡したい人」がいたからだと思います。作っている間じゅう、「おかあさんこれすきかな」「おとうさんびっくりするかな」という声が絶えませんでした。誰かのために手を動かす時間は、こんなにも表情を変えるんだなと、改めて感じています。

上手にできたところも、ちょっとはみ出してしまったところも、ぜんぶその子ががんばった証です。

おうちに届いたときは、ぜひ「ありがとう」を受け取ってあげてください。そして、作った本人の顔を見て、うんとほめてあげてもらえたら嬉しいです。

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